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多汗症の原因

手のひらの汗や顔・脇の下・足の裏・頭部からの汗は、自律神経の一つである交感神経の影響によって起こります。

 

発汗の中心的な役割を果たしている交感神経の機能も分かりはじめてきました。

 

顔や頭部の汗は、頚部から第三肋骨までの交感神経が関係しています。

 

手のひらの汗は主に、頚部から第六肋骨までで、脇の下では第三から第八肋骨まで、足の裏では腰部交感神経と、それぞれに関連する神経の領域が異なっています。

 

手のひらの局所多汗症は、頚部から第六肋骨までの胸部交感神経の働きが、普通より強くなっているため、手のひらの発汗が多くなると考えられます。
ですので、交感神経の働きを制御する作用を加えると、その領域の発汗が減弱します。

 

多汗症治療において交感神経に直接働きかけ、発汗に関わる交感神経の働きを制御する処置を行なうのがETSです。

 

ETSとは
胸腔鏡下胸部交感神経節切除術
Endoscopic thoracic sympathicotomy
頭文字を取ってETSと呼ばれています。

 

手のひら・脇の下・顔・頭部の多汗症の手術治療にETSを行い、1996年4月から保険適応になっております。
手術以外ではプロバンテリンが有効です。

 

多汗症の治療薬にプロスパスがありますが、主成分がプロパンテリンです。
プロパンテリンは、神経系の治療薬です。
交感神経を遮断して、多汗症の症状を抑えてくれます。

 

プロスパスは胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療薬としても使われています。

 

自律神経のバランスの乱れを改善することで、多汗症の症状を抑えてくれます。

 

手術となると受けるのに抵抗がありますが、薬での治療も選択肢の一つにあるのなら最初は、薬での治療をオススメします。

 

薬で効果が得られない場合、ETS手術を受けます。

 

多汗症の原因1. 肥満
肥満になると、あらゆることにエネルギーを使います。
体温も上がりやすくなり、温熱性発汗が起こりやすくなり、大量に汗をかいてしまいます。
また、本来の汗は無臭ですが、放置しておくと菌が繁殖していまいますので、嫌な臭いが出ます。

 

多汗症の原因2. 不安や緊張
不安や緊張、ストレスからくる精神的な問題で、大量の汗をかいてしまうのが、特に多い多汗症の原因です。
緊張感のある場面では、心拍数が上がり血圧が上昇します。
そうなると、体感温度が上がり、脳がそれを下げよう働くため汗をかきます。
あがり症だったりすると、多汗症になりやすいです。